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全国にレンタルショップ乱立します/水曜日のシネマ/野原多央先生【おすすめ漫画レビュー】

5巻以内完結

レンタルビデオ店へ行った事はありますか?
最近ではビデオという存在を知らない人も多くなってきており、
各種動画サービスの普及でわざわざレンタルしにいく事も少なくなったのではないでしょうか。
新作映画が見たくなるとレンタルビデオ店に足を運ぶが、
全てレンタル中で返却ボックスまで見ても無く、
泣く泣く家路に着くという事も少なくなかったのが思い出されます。
パッケージのビジュアルとあらすじでなんとなく借りたら面白かったというケースもあり、
一期一会の出会いを楽しむのもまた一興でしたね。
さて、今回はそんなレンタルビデオ店を舞台とした物語の紹介です。

目次
– 作品紹介
– 作者紹介
– あらすじ
– 感想(ネタバレなし)
– どこで読める?

作品紹介

タイトル:水曜日のシネマ
作者:野原多央先生
巻数:全5巻
掲載:コミックDAYS
出版社:講談社
掲載時期:2018年5月~2019年6月

作者紹介

名前:野原多央先生
出身地:沖縄
出身校:名古屋造形大学
作品:水曜日のシネマ,ボクたちはみんな大人になれなかった,なんくるなんない!
その他:元々大学では洋画を専攻していた,ムーTシャツを愛用,酔った勢いでバレーボールを購入する茶目っ気を持つ

あらすじ

大学生になり、初めての一人暮らしを始めた藤田奈緒
映画にはあまり詳しくないまま、彼女は街の小さなレンタルビデオ店でアルバイトを始めることになる。

そこで出会ったのが、店長の奥田一平
物静かで落ち着いた雰囲気を持つ、どこか不思議な大人の男性だった。

ある日、映画に詳しくないと悩む奈緒に奥田は一本の作品を勧める。
それをきっかけに、二人は毎週水曜日に映画を観るようになる。

最初はただのおすすめ映画だったはずが、
気づけば水曜日は、二人にとって特別な時間になっていく。

スクリーンの中の物語、語り合う感想、そして少しずつ近づく距離。
映画を通して重なっていく時間の中で、奈緒の心にはある感情が芽生え始める。

感想(ネタバレなし)

42歳の奥田、18歳の藤田毎週水曜日に映画鑑賞
あの、水曜日の夜ビデオ返しに行っていいですか?閉店後謎の無言電話かけまくっていいですか?ちょっとやんちゃなバイクでビデオ屋の周り走り回っていいですか?
良い人と言われ続けた人生を歩んできた人ですらこれ程道を外しそうになってしまうくらい羨ましい
恋愛というより遅れて来た青春物語、モテ期と同じく人生に何度か来て欲しい青春、モテ期も青春もまだ来てないから未来がまぶしすぎる。
そもそも一瞬のタイミングミスったら青春終わりとかどういう構造してるんだ?って思いますよね、人生100年時代とか言われているのに。

42歳が映画の感想なんか語り始めたら若い子ドン引き、話す側と聞く側のテンションは反比例、好きな作品を楽しそうに話せば話すほど目に見えて下がっていくテンション
42歳でも綾野剛とか向井理とか藤原竜也とかね、いますよ語っても良い人は。
自分が出てる作品の話なんかしちゃったら老若男女、みんな聞き入ってくれますよ。
ただ、無精ひげ生やした強面のおっさんじゃ話は変わるんです、聞いてくれないんです…
世の中はそう出来ている、そう思って生きて来ましたが、多分どこかに奥田に会えていない藤田さんはまだいるはず。
藤田さん探すために全国にレンタルビデオ店が乱立するのではないか?宝くじ当たったら使い道どうしますかアンケートでレンタルビデオ店開くと回答する中年男性が急増するのではないか?それ程の作品です。

毎回紹介するビデオのチョイスが素晴らしく、映画好きでなくても知っている作品がちらほらと。
知っている作品が登場するだけで地元が登場した位のワクワク感ってありますよね。
一定の年齢より上であれば週末のロードショータイムで確実に一度は見たであろう作品。
誰かと映画が見たくなる作品だが、その誰かがいない人は作品に登場した映画作品を見つつ、脳内藤田さんと自分という楽しみ方もあるのでオススメです。

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