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【3巻完結】路地裏バンチ/かばた松本先生【おすすめ漫画レビュー】

5巻以内完結

あなたは自分はそんな良い人じゃないと思った事はありませんか?
生まれてから一番長い付き合い自分という存在、親兄弟も知らない自分の卑屈さやずる賢さ、表に出さない考え、全てを知っているからこそ、真面目だね、優しいね、良い人だねと言われると自分はそんな人間ではないと自分を卑下してしまう事はないでしょうか。
それでもあなたを良い人だと言ってくる人がいた場合、あなたは素直に受け止められますか?
今回はそんな過去から自分を否定している老人と無邪気に自分の思いを伝えてくる女の子を描いた漫画の紹介です。

目次
作品紹介
作者紹介
あらすじ
感想(ネタバレなし)
注目ワード
– どこで読める?

作品紹介

タイトル:路地裏バンチ
作者:かばた松本 先生
巻数:全3巻
掲載誌:少年ジャンプ+
出版社:集英社
掲載時期:2017年36号 – 2018年22号

作者紹介

名前:かばた松本 先生
作品リスト:路地裏バンチ、ハトトコネコ(読み切り)
その他:ジジイとおっさんが好き。父親によく「アレック・ギネスにはサーをつけなさい」と言われた。ソフトバンクホークスを応援している。福岡出身。

あらすじ

社会のはみ出し者たちが集まる路地裏、そこで過去を隠して生きていく彼らはお互い干渉せず、適度な距離を守ることが暗黙のルールとなっていた。そんな路地裏には誰とも関わらず、同じ居住者すら恐怖を覚える謎の人物がいた。ある日路地裏に迷い込んだ一人の少女。少女はひょんな事から謎の人物に好意を抱き、そこから徐々に路地裏の住人たちの日常が大きく変わり、彼らとの交流の中でそれぞれが成長していく様子が描かれています。

感想(ネタバレなし)

内容:
人との距離感って難しいと社会人になれば思う事も多くありますが、子供の無邪気さという武器でどんどん踏み込んでいく様は見ていて気持ちよさがある。路地裏の住人たちをはじめとして多くのキャラクターが登場するが、それぞれの設定がしっかりしている。コメディー要素が強めだが、シリアスな場面も所々登場し、ハッとさせられるような名言が紛れていたりする。軽い気持ちですんなり読んでいける作品。未公開シーンや番外編など本編の裏側で起きた話を描くなど、遊び心がある。
絵柄:
細かくリアルな絵を描くというよりは漫画らしい可愛らしいキャラクターを描く。高齢男性に対する愛が強いせいか、高齢男性の数名は大変カッコよく描かれている。アクションシーンも良いのだが、アクションシーン後のジジイが特に力入っているように感じた。銃の描き方にもこだわりを感じる。絵柄が物語の邪魔をせずすんなりと入って読み通せる。

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どこで読める?

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