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【4巻完結】横幡高校応援団 神咲組/落合裕介先生【おすすめ漫画レビュー】

5巻以内完結

最後にお節介を焼いたのはいつですか?
昭和の時代はお節介な人が多くいて、何かにつけて世話を焼いてくれる人がいたようで、それによって救われた人もいたりするそうですが、最近はあまりお節介な人というのも聞かなくなってきましたね。
有難迷惑なんて言葉がありますが、お節介というのは必ずしも相手の助けになるとは限らないので、助けてと言われれば助けますが、そうでなければわざわざ自分から首を突っ込んではいかないという人が多いのではないでしょうか。
困っているだろうと勝手に入ってくるお節介な人、はた迷惑な事もありますが意外と助けられたこともあり、いなくなってしまうのは少し寂しいかも知れません。
さて、今回はそんな人の問題に介入していくお節介な男の子を描いた漫画の紹介です。

目次
– 作品紹介
– 作者紹介
– あらすじ
– 感想(ネタバレなし)
– どこで読める?
– 余談

作品紹介

タイトル:神咲組
作者:落合裕介先生
巻数:全4巻
掲載誌:ヤングサンデーコミックス
出版社:小学館
掲載時期:2001年第44号 – 2002年第38号

作者紹介

名前:落合裕介先生
出身地:神奈川県厚木市
作品リスト:タンペンシュウ,侠客,妖の華,うなぎ鬼,BLOOD〜真剣師 将人〜,天獄の島,タナトス 〜むしけらの拳〜,もえよタク!,粋狂無双 Sex Drug Mahjong,太陽のドロップキックと月のスープレックス,横幡高校応援団 神咲組
その他:好物がうに、ROCKとお酒とハイライトが好き、好きな沿線が中央線、午前3時が好きな時間帯

あらすじ

横幡高等学校に入学した主人公。ある日通学時に路駐が多くて救急車が通れないという状況を見かけ、大声で騒ぐが解決せず。そんな所に現れたのが神咲組こと横幡高校応援団。彼らの行動に唖然とするが、その心意気に感動した主人公。ある事件がきっかえで団長に見込まれて、友達もろとも応援団に入団することになる。応援団として「本物の男」になるため成長していく物語。

感想(ネタバレなし)

正義感が強く曲がったことが嫌いな主人公、喧嘩は弱くてヘタレだけど芯の強い強い友人、圧倒的に信頼出来る先輩とどの人物も熱くかっこいいのがこの作品の良さ、これに尽きます。
応援団員それぞれの過去を語る話もあり、一人一人大切に描かれている。
平成初期に描かれた本作は昭和のヤンキー漫画の良さを絵柄新しく一新したような作品になっており、昭和のヤンキー漫画好きには特に楽しめる作品ではないでしょうか。

日常がずっと続くというよりは、毎回何かのトラブルに巻き込まれという構成になっている。
大体は誰かのトラブルに首を突っ込んでいくのだが、高校生に起こりやすいトラブルも多く、現実離れしすぎていて共感できないというものではない。
多少昭和のノリが残っている部分もあり、今の時代では無理だろうという場面もいくつかあったが、そこは今読んでも古臭く感じさせない。

変に間延びすることなく、サクッと読める漫画作品。
4巻という巻数ながら変な終わり方ではなくしっかり綺麗に締めている。
最近熱い思いを抱いていないな…と感じる人は是非この漫画で熱くなってはいかがでしょうか?

どこで読める?

興味を持った方は是非試し読みだけでもいかがでしょうか?

電子書籍より紙派の方へ

現在新品では全巻入手が困難なようです。
コミックレンタルなら自宅に居ながら気軽に紙の本が借りれます。

購入したい方は名作の復刊目指して是非投票お願いします。

余談

本作を久しぶりに読み終わり、ふと『喧嘩番長』という名作ゲームを無性にやりたくなりました。
こちらも熱い男の話なのですが、喧嘩に、恋に、バイクにとまさに昭和のヤンキーになれるゲーム。
コスプレゲーでもあり、衣装集めるのもまた面白い。
シリーズ通してやっていたのだが、いつしか続編が出なくなってしまい悲しい限り。
未だに押し入れから引っ張り出してきてたまにプレイしています。
まだやった事がない人は是非お勧めです。
出ていたハードがPS2,PSP,DSとベテラン勢なのでプレイするには少しハードル高いかも知れませんが…
ちなみに一番好きなのは2で、伝説の番長が存在するので是非一目見て頂きたい。

ソフトはこちら

シリーズ1~6までと1のリメイク

ハードはこちら

どれもメーカー生産終了してるみたいですね。

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