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報道の正義を語るほぼ刑事/キャスター/ドラマレビュー

ドラマ

あなたは何かこだわりのある事柄はありますか?
三日坊主という言葉があるように、
何事も三日程の短い期間で飽きてしまう人が多くいて、
何年もの間一つのものに興味を持ち続けられるのはよほどのことなのでしょう。
それまでに色々なものを費やしてきたのであれば、
辞めるにやめられないという状況もあるのかも知れません。
コンコルド効果というものをご存じでしょうか。
続けるほど無駄なコストがかかるとわかっていても、今までにかけたコストを無駄にしない為にも続けてしまうという心理状況だそうです。
ギャンブルや投資によく使われる言葉だそうですが、趣味など長年続けていると辞めるにやめられないというのもありますよね。
さて、今回は一つの事件に固執したキャスターのお話です。

目次
– 作品紹介
– あらすじ
– 感想
– どこで見れる?

作品紹介

タイトル:

キャスター

脚本家:

槌谷健
及川真実
李正美
谷碧仁
守口悠介
北浦勝大


出演者(敬称略):

阿部寛
永野芽郁
道枝駿佑
月城かなと
木村達成
キム・ムジュン

話数:

10話(2025年4月13日 – 6月15日)

エンディングテーマ

tuki.「騙シ愛」

キャスターのあらすじ

視聴率不振の報道番組『ニュースゲート』、起死回生を狙って型破りだが信念を貫くキャスター進藤壮一が就任する。
進藤は政財界や医療の闇に切り込み、慣習に縛られたテレビ局を揺さぶりながら、仲間とともに“報道の正義とは何か”を問い続ける。
毎話、医療不正やスポーツ疑惑など現実味ある問題を題材にし、迫真の取材シーンとスタッフの成長ドラマが交錯。
痛快さと社会性を両立させた注目作で、視聴後に語り合いたくなる事間違いなしの作品。

キャスターを全話見た感想(極力ネタバレなし)

昔から言われてるじゃない、
報道ってのは人のプライバシーにずけずけと入り込み、
求めてもいない情報をただ垂れ流すだけの存在…
そんな言い方したらかわいそうだよね。
ニュースの裏側で凄く頑張っている人もいるわけだ、
それをそんな言い方したら仕事のやりがい見失っちゃうよ?
なんの事件も報道されなくなったら困るの誰よ?
人の仕事を否定してはならんとじっちゃが教えてくれただ。

今回の主役はそんなニュースにかかわる人物の中でも、
キャスターな訳だ。
キャスターって意味わかる?
調べたさ、ちゃんと、どういう意味なのか。
出てきたのが

ー家具などを移動するために取り付けられた部品、足車

いやいや、そうなんだけど違う

キャスターってCast、役、演者ってわけだ。
そう、今回主役である阿部寛は役者な訳だ。
正解!俳優さんだもんね!
役者の役やる役者だから、もう役者中の役者だよね。

そういう話ではなくて、
キャスターなのに何現場行っちゃってんのよ?って話よ。
あなたはニュースを伝える役を言い渡された役者さんなんですよ?
それなのに現場に出ていき、
刑事なみの調査力を示した後は、
騙しあいのゼロサム・ゲーム。
ゼロサム・ゲームって響きかっこいいよね、
なんのことか知らんけど、
とにかくそんな政治的な人たちとも交渉したりするわけよ。
情報というマネーをかけてね…

とまあ、俳優さんは凄い人揃っていて、
更に日曜劇場という安定のドラマ枠。
どこを切り取っても凄いドラマなんですが、
このドラマの一番と言えば、
もう皆さんお気づきですよね?

そう、主題歌です。
もうね、最高。

改めてtuki.さんの天才っぷりを見ましたよ。
いや、この作品見るまで知らなかったんですけどね。
まあ、年取ると若者の歌う若者の歌についていけなくなるのは世の常。
知ってる昭和の歌ばかり流れすぎてそれはそれでいい加減にして欲しいから、
最近は歌をほとんど聞かなくなっていたんですけどね。

久しぶりに感動しましたよ、
もうね、Uru以来の感動。
感動しすぎて歌聞いて泣いちゃったもん。

この歌何が凄いってまずね、サビの部分

騙し愛のこのせかいで

ここから始まるカッコよさがあるんだけど、
騙し『あ』いの、このせ『か』いで
わかる?この中途半端なずらしで特徴付けている所。

こんなのはわかって当然だろ、
誰でもわかる事あえて言うなよという気持ちはわかる。
ファッションで外しとかよくわらからん事言われて、
取り敢えず意味なくマフラーとか付けたらダサいと言われるくらい、
外しとかずらしとかわからん俺でも気づいたんだ、
みんなも気づいているのは重々承知している。
話はここからだ、一番のサビの部分に注目。

騙し愛の嘘の中で
信じられるものを探す
瞳が欲しい
まだ未来はわからないままだけど
心裏切らないで


ここの部分、ずらしを見て見ると

騙し『あ』いの嘘の『な』かで
信『じ』られ『る』ものを探す
瞳が欲しい

まだみ『ら』いはわからないままだけど
心裏切らないで


「騙し愛」と「まだ未来」からが対になっているわけだ。
んで、対を確認していくと後半は「未来」の『ら』が『あ』いの対になってるんだけど、
前半『あ』のあとの『なじる』の対になるのがないんだよね。
そして、大事なのは対になっている『あ』と『ら』だ。
『あ』の子音はあ、
『ら』の子音もあ、
つまりアア、そう嗚呼っていう悲壮感が隠れてるわけよ。
わかる?そう、騙し愛の歌でずらしに悲壮感を隠す高等テクニック
もう脱帽、帽子と一緒に毛髪飛んでくレベル。

さらに、『なじる』には対がない、
つまり「嗚呼…なじらない」ってわけだ。

なに悲壮感こめてなじらないって言ってるの?
スキャンダルに対しての隠しメッセージなわけ?
色々見据えた上でのメッセージなら最早伏線回収とか喜んでるレベルじゃないですよ、
2025年7月5日が恐れおののきすぎて何も出来ない位の予言者ですよ。

ね、わかる?俺も何言ってるかわかんない。
すみません、考察って一回やってみたかったんです、
天才の考え理解できる領域まで辿り着いてません、
調子乗ってました。

まあ、何が言いたいかっていうと、
良い歌でした、マジ最高です、久々に感動しました、
この歌への愛は誰も騙せない位本物って事よ。

キャスターはどこで見れる?

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