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【4巻完結】横浜線ドッペルゲンガー/玉木ヴァネッサ千尋先生【おすすめ漫画レビュー】

5巻以内完結

あなたは謂れのない罪で裁かれたことはありますか?
火のない所に煙は立たぬとは言いますが、誰かに悪意があれば火のない所に煙を作るくらいはできるかもしれません。
世の中に幽霊がいないことを証明するのは難しく悪魔の証明とも言われます。
同じように謂れのない罪を着せられた時、やっていないと証明するのはとても難しい事なのかも知れません。
今回はそんな謂れのない罪から逃れる為に奔走する主人公を描いた漫画の紹介です。

目次
作品紹介
作者紹介
あらすじ
感想(ネタバレなし)
注目ワード
– どこで読める?

作品紹介

タイトル:横浜線ドッペルゲンガー
作者:玉木ヴァネッサ千尋 先生
巻数:全4巻
掲載誌:週刊ヤングジャンプ
出版社:集英社
掲載時期:2014年11号 – 2015年1号

作者紹介

名前:玉木ヴァネッサ千尋 先生
作品リスト:横浜線ドッペルゲンガー、隣の悪女
その他:『助演男優賞』で、第113回(2010年11月期)「週刊ヤングジャンプ」月例MANGAグランプリ優秀賞を受賞。また、同作は、同賞の2011年度年間グランプリにも選出されている。

あらすじ

主人公の剣崎マコトは、新進気鋭の若手彫刻家でありながら、この事件の犯人として逮捕され、無罪を訴えるも死刑判決を受けます。しかし、死刑執行と同時に彼は事件発生の23日前にタイムスリップし、過去の自分と協力して真犯人を追い詰める為に暗躍する。主人公を嵌めた犯人は誰なのか?なぜ主人公は罪を着せられたのか、様々な謎を解き明かしていくミステリーサスペンス。

感想(ネタバレなし)

内容:
何も情報がなく、死刑執行される場面から物語が開始される。衝撃的な入りで物語に引き込まれて以降、最後までスピーディーに物語が展開されていく。止まることなく次から次へと物語が展開されていき、終わって本を閉じたとき映画館の照明が明るくなるように現実へと引き戻される。タイムスリップという一つのSF要素が物語全体の中で上手く効いている。4巻という長さが絶妙で、無駄なく全ての謎を解き明かしたうえで上手く物語としてもまとまっている。読み終えた後に必ず誰かと物語について話したくなるでしょう。
絵柄:
人の目力、迫力が凄くて印象的。感情や場の空気感がそのまま伝わってくる描き方で、実写映画を見ているように没入させてくれる。残忍な犯行もあるが、はっきりとした描画はなく、控えめな絵柄や描き方も相まって心理的なダメージは少ない、少年漫画でもいける程度の表現。

この作品を表すワードを一枚絵としたものです。マウスカーソルを合わせると画像が表示されます。ネタバレを含むワードもありますので、ネタバレしたくない人は閲覧しないようにしてください。

どこで読める?

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